2月4日、「2011年 第85回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式にて、外国映画監督賞受賞の王兵監督に代わり、このようなトロフィーおよび賞状をいただきました！
　　　　　　
　　　　　　
受賞に際し、監督から届いたコメント全文は下記の通りです。（キネ旬2月下旬決算号に掲載されています）
　
映画「無言歌」は、人生の苦難の中から生まれた長歌です。
　
あの時代に生きた無数の人々の生活と感情を凝縮し、
同時に、あの美しく残酷なゴビ砂漠が、
歴史の中で人はいかに苦難に満ち、
いかに緩慢にしか前へ進めないものであったかを映し出しています。
我々スタッフも撮影現場での現実の中、
登場人物たちの過酷な体験を感じていきました。
　
中国はまもなく春節です。
皆様の新しい一年が素晴らしい年でありますように。
　
審査員の皆様が外国映画監督賞を私に与えてくださったことに感謝いたします。
　
非常感謝！
　
王兵
2012年1月20日

昨秋、初の本格的レトロスペクティブ「ワン・ビン（王兵）全作一挙上映」も大好評だったオーディトリウム渋谷に、ワン・ビン帰還！　六夜限定です。今度こそ、お見逃しなく。
　
　　●2/18（土）〜23（木）　連日21：00より
　　　オーディトリウム渋谷
　　＊『無言歌』全国共通前売鑑賞券もお使いいただけます。

1日2回の上映です。みなさまお見逃しなく！
タイムテーブルが変則的になっていますので、
ご確認のうえお出かけ下さい。
　
●ヒューマントラストシネマ有楽町 週間上映スケジュール
　
→全国の上映劇場ページも更新しております！

2011年 第85回キネマ旬報ベスト・テンが発表されました。
外国映画のリストは下記の通りです。
『無言歌』第4位。そして外国映画監督賞をワン・ビン監督が受賞いたしました。嬉しい限りです！
ベスト・テン詳細は2/4発売の『キネマ旬報2月下旬決算特別号』誌上にて。
　
【2011年外国映画ベスト・テン】
　　1位 ゴーストライター
　　2位 ソーシャル・ネットワーク
　　3位 英国王のスピーチ
　　4位 無言歌
　　5位 ブラック・スワン
　　6位 マネーボール
　　7位 トゥルー・グリット
　　8位 ヒア アフター
　　9位 灼熱の魂
　　10位 家族の庭
　　*次点 「ウィンターズ・ボーン」
　
【外国映画監督賞】　王兵（ワン・ビン）『無言歌』
　
　　→2011年 第85回キネマ旬報ベスト・テン

毛沢東と中国共産党。20世紀の闇―強制収容所。李陵、蘇武、司馬遷、魯迅。現代中国の社会と文化。
ワン・ビンと映画『無言歌』をもっと理解するために！　ルポルタージュから小説、歴史書、古典までを取り揃えたブックフェアを開催します。ぜひお出かけください。
＊選書協力：秋山珠子さん（中国映画字幕翻訳家・通訳）
　
【実施書店】（＊1/6時点　＊随時更新します）
　・リブロ池袋本店
　　1F人文書コーナー／12月下旬〜
　・丸善ジュンク堂渋谷店
　　社会書コーナー／12月下旬〜
　・青山ブックセンター本店
　　芸術書コーナー／12月下旬〜
　・ジュンク堂池袋本店
　　4F／12月30日〜1月下旬まで

青山ブックセンターでのフェアの様子です。

各劇場のサイトにてタイムテーブルが発表されています。
傑作揃いです。これはもう見逃せません！
　
　　■12/17（土）〜12/23（金・祝）
　　　　第七藝術劇場
　　■12/24（土）〜1/4（水）
　　　　京都みなみ会館
　　　　　＊12/31と1/1は休館

関西の皆様、お待たせしました。
第七藝術劇場にて、ワン・ビン監督作品4本を特集上映いたします。
「ワン・ビン、恐るべし！」を体感できる1週間、奮ってご参加ください！
（詳細スケジュールは追って劇場のサイト等で発表します）
　
　　■会期：12/17（土）〜12/23（金）
　　■会場：第七藝術劇場
　　■上映予定作品：『鉄西区』『鳳鳴−中国の記憶』
　　　　　　　　　『名前のない男』『世界の現状』

当初はpart1のみでの上映でしたが、大好評につき追加上映が決まりました！
　
　　『名前のない男』（2009／96分）
　　　・11/ 5（土）21:00〜
　　　・11/10（木）20:45〜
　
来る11月5日（土）〜11日（金）まで開催のレトロスペクティブpart2、ご来場お待ちしております。
オーディトリウム渋谷

特別鑑賞券は1,400円（税込）で発売中です。
＊劇場窓口にてお買い求めの方にはオリジナルポストカードを進呈