李民漢（リー・ミンハン）：ルウ・イエ（廬 野）LU YE

中央戯劇学院出身。2006年から舞台で活躍する若手男優。ワン・ビン監督の『暴虐工廠』にも出演。本作でベネチア国際映画祭に参加。

董（ドン）の妻、顧（グー）：シュー・ツェンツー（徐岑子）XU CENZ

中央戯劇学院出身。本作が初めての本格的な映画出演だが、その後、舞台、テレビ、映画で活躍する中国期待の新人女優。2010年12月に放映された人気テレビドラマ『金婚風雨情』では大スターのフー・ジュン（胡軍）、チョウ・ユン（周韻）の娘役を演じて注目を浴びる。その他の作品に『我們這撥人』『李雷和韩梅梅』など。本作でベネチア国際映画祭に参加。

董建義（ドン・ジェンイー）：ヤン・ハオユー（楊皓宇）YANG HAOYU

上海演劇学院卒業。上海新劇芸術センター団員。数々の舞台で活躍する実力派俳優。2011年、新劇芸術賞最優秀助演男優賞。

草の種を拾う老人：リー・シャンニェン（李祥年）LI XIANGNIAN

実際の夾辺溝収容所の生存者。ワン・ビン監督に熱望されて出演。

撮影：ルー・ション（盧晟）LU SHENG

2005年、ジャ・ジャンクー（賈樟柯）監督の『長江哀歌』に撮影助手として参加。2006年には、ティエン・チュアンチュアン（田壮壮）製作の『愛的是（LOVE IN MEMORY）』（許書綺監督）で撮影監督。2009年ロカルノ国際映画祭でグランプリを獲得したグオ・シャオルー（郭小櫓）監督の『中国娘』では照明主任をつとめた。長編監督デビュー作は『ここ、よそ』（這里、那里）

編集：マリー=エレーヌ・ドゾ　MARIE-HÉLÈNE DOZO

1996年の『イゴールの約束』以来、『ロゼッタ』（99）、『息子のまなざし』（02）、『ある子供』（05）、『ロルナの祈り』（08）、新作『少年と自転車（仮題）』（原題：LE GAMIN AU VELO／英題：THE KID WITH A BIKE）まですべてのダルデンヌ兄弟監督作品を手がける。その他にも、ミシェル・クレイフィ、マハマト＝サレ・ハルーンら世界的な監督の作品で知られる名編集者。