1960年、イランのミアネーに生まれる。イラン放送大学を卒業後、アッバス・キアロスタミ監督の助監督を経て、95年に『白い風船』で監督デビュー。カンヌ国際映画祭カメラドール他、数々の賞を受賞する。2000年には『チャドルと生きる』でヴェネチア国際映画祭金獅子賞、2006年には『オフサイド・ガールズ』でベルリン国際映画祭審査員グランプリを受賞し、3大映画祭を制したイランの名匠。
1995 | 『白い風船』 The White Balloon カンヌ国際映画祭カメラドール 東京国際映画祭グランプリ サンパウロ国際映画祭国際審査員賞 |
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1997 | 『鏡』 The Mirror(日本未公開) ロカルノ国際映画祭グランプリ イスタンブール国際映画祭グランプリ シンガポール国際映画祭最優秀アジア監督賞 |
2000 | 『チャドルと生きる』 The Circle ヴェネチア国際映画祭金獅子賞 サンセバスチャン国際映画祭FIPRESCI賞 |
2003 | 『クリムゾン・ゴールド』 Crimson Gold(TV放映) カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞 シカゴ国際映画祭最優秀長編グランプリ トビリシ国際映画祭グランプリ |
2006 | 『オフサイド・ガールズ』 Offside ベルリン国際映画祭審査員グランプリ |
2010 | 『アコーディオン』 The Accordion(日本未公開) ヴェネチア国際映画祭スペシャル・メンション |
2011 | 『これは映画ではない』 カンヌ国際映画祭キャロッスドール |
1971年、イランのケルマンに生まれる。テヘラン芸術大学を卒業。『ブラックボード-背負う人-』(00/サミラ・マフマルバフ監督)、『私が女になった日』(00/マルズィエ・メシュキニ監督)、『カンダハール』(01/モフセン・マフマルバフ監督)等の助監督を務める一方、数多くの短編やドキュメンタリーを監督。主要作品にドキュメンタリー映画"Lady of the Roses"(08)等がある。