コメント

謝々!ワン・ビン監督を心から応援してくれる劇場の方からのコメント

言動と行動の詩人達の世界を、見たことない視点と速度で切り取り描いた王兵の手腕に仰天です。

井上経久
新潟シネ・ウインド支配人

いま、自分が見ているものは何なのか、そして、観ているお前は何なんだと、時折カメラを覗きこむ目線から鋭く問いかけられる。

杉原永純
山口情報芸術センター[YCAM]
シネマ担当

どうして人が人を閉じ込めることができるのだろう。どうして並んでわけわかんない薬を口に押し込められないといけないのだろう。そのやるせなさや悲しみ、憤りも、全てをひっくるめて覆い包むやさしくて強い作品でした。

樋野香織
神戸アートビレッジセンター

一刻も早く“ここ”から脱け出したい、だが全てを見届けてからでなくては…
そう思いながら見続けて、気がついたらアッという間に全編を見終え、「もっと見ていたい」と思う自分がいた。

平野勇治
名古屋シネマテーク支配人

ワン・ビン、貴方は隔離された精神病院の内部を私達の眼前に突き付ける事で何を問う!!そこには圧倒的なまでの孤独、愛、人生が裸のままで曝け出される。私は言葉を失うしか術はない。

松村厚
第七藝術劇場支配人

時間の流れがゆるやかなのに、あっという間に感じる。場に溶け込むとはこういうことか。まるでワン・ビンが透明人間でもあるかのような画にひきずりこまれました。

横地由起子
京都シネマ支配人

ワン・ビンのカメラは、僕を4時間鉄格子の中に『収容』させる。いつの間にか境界線が曖昧になり「こっちにいるぞ」と叫びたくなる。

宮嵜善文
NPO松本CINEMAセレクト理事長
(順不同・敬称略)